ねこ背を気にして、背筋を反らせ過ぎると 反り腰になってしまいますよ！

4月28日号の[女性自身]さん、春の不調をスッキリ②の　コーナーの
｢ちょい猫背で肩こり・腰痛・片頭痛”が消える」との　お題で
―ビシッとした姿勢より　『ちょいねこ背』の方が健康である― という
記事に目が留まりました。

胸を張り腰を反らす姿勢は・背筋をぴんと伸ばした姿勢は異常で、
ちょいねこ背の方が身体に無理が掛からないので健康であるという見解
の様で、今までの常識とは違う発想です。

私は、背中がピンと伸びている身体が異常ではなく、無理に伸ばしていると、
反り腰などの別の歪みが増強されて症状が惹き起こされたり　
気を抜いた時にねこ背が余計に酷くなったりするため、
背骨の自然なカーブに逆らわない姿勢、
自然に背中が伸びている姿勢になっている体
が健康であると思います。

立ち仕事で腰痛を訴える方の問診を終えて、
身体の歪みを立位の状態でチェックしながら、
「かなり酷い反り腰になってますね！自覚されていますか？」とお尋ねすると、
「姿勢の悪さの指摘を受け、意識して自分で背筋を伸ばしているのが原因ですかね？」
と、心当たりはありますよ　と　言う感じの　御返事を頂く事は少なくありません。

大抵、御自分で“意識して”と云われますが、ねこ背を伸ばそうとするあまり
その目的を果たせないどころか反り腰を製造・増強してしまうのです。

立った時に腰が反り、お腹を突き出す様な立ち方になる　反り腰タイプ
の方は、脊柱を支える屈筋の緊張が強い為、シャキッと立った時には
腰を伸ばす筋出力が大きく働く事になり、腰が反ってしまうのです。

普段、力を抜いている時は、屈筋の緊張により背中が丸くなり、
姿勢が悪いという自覚があり、又、周りからも指摘されるので、背中を伸ばそう
とすると、伸筋の筋出力が働き過ぎる為に 反ってしまうのです。

筋出力というのは、力を入れたり活動する時に筋肉がその機能を発揮する力で、
筋肉が緊張していると筋出力は小さくなり、筋肉が緩んでいると大きくなります。

力を抜いた時背中が丸くなる屈筋緊張タイプの人は、伸筋が緩んでおり
伸ばす筋出力が発揮され易いのです。





当院では、伸筋と屈筋のバランスを調整する事で、
筋出力が正常にコントロールされる様に、施術を行っていきます。



当院の〈アーチバランス整体〉〈腱はじき術〉は、健康保険の対象外となっております。






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岐阜市　マサゴ整骨院/福富健康院　　　058-252-3502　〔予約制〕 当院ホームページ　https://ma35.net/　

　 　　


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タグ：そり腰　ネコ背　腰痛 筋出力　良い姿勢を気を付ける