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腰痛と五十肩 [傷病と整体]

腰痛・ギックリ腰を起こす前に、
「肩甲骨の内側が痛かったり、五十肩になってから、腰痛も感じる様になった」
と言う話を 患者さんからよく聞きます。
先日、当院の患者さんの紹介で来院された方は、
「左の腰から臀部の痛みを我慢していたら、立ち座りや寝返りが痛みの為、
スムーズに出来なくなり、暫くすると、肩が動かし辛くなり、前方の物を
取ったり、腕を横に挙げたり〔外転〕出来なくなり、
最近は寝るのも辛くなっている」
との事。

この方の腰痛は、
左の腸骨が離解して開き、更に、後傾〔PI〕して広がっている為に発生したもので、
これらの調整と共に、腸骨離解に関与する腰椎の調整、
腸骨後傾に関与する仙骨・胸椎の調整を行ったところ、
寝返りや立ち上がりが痛み無しで出来る様になり、とても喜ばれておりました。

左肩は、左肩の巻き込みがきつく現れており、これは、小胸筋
過緊張により 起こっていると思われます。

小胸筋の相関する胸椎は、腰椎と『相関連動』しており、
連動して歪みを起こしてきます。

又、左の肩甲骨は前傾して、上腕二頭筋棘上筋
過緊張を起こして、五十肩の原因となっておりましたが、
腸骨 後傾側の肩甲骨は 前傾してバランスを取ろうとするので、
腸骨の後傾が酷くなると、肩甲骨が ますます前傾してくるのです。

この様に、腸骨と肩甲骨、腰椎と胸椎は『重心系の相関連動』
により、腰の症状から肩関節の症状に広がったり、肩甲間の痛みから
腰の痛みに波及するのです。 

この方の場合も、腰の痛みが和らいだ頃には、
肩の巻き込みや上腕二頭筋の過緊張が改善していました。
これは、調整の刺激も、『相関連動』する為 起ったのです。

ただ、五十肩の場合は、腱の拘縮が運動制限や運動痛の原因
となっているので、歪みの調整と共に、 『腱はじき術』により、
施術を重ねていく必要があります。





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