SSブログ

AS操法と PI操法  [整体マニアック]

『手技研』の操法には、二頭筋操法、三頭筋操法又は、AS操法とPI操法等の
左右で対を成す 調整操法があります。

人の歪みは、アーチ系の歪み〔重心の歪み〕捻れの歪みが、混ざり合って
歪みを形成しています。

アーチ・重心系の歪みは、腸骨・肩甲骨の前傾・後傾に相関し、
万歳検査の肘の伸び縮みで、
右重心タイプと左重心タイプに分類されます。

捻じれの歪みは、肩甲骨や仙骨の回旋に関与します
万歳検査にて、上肢の正中が右へ振るタイプと左へ振るタイプに分類されます。

アーチ系の歪みは、屈曲・伸展・外転・内転などの動きにより調整されますし、
捻じれの歪みは 外旋・内旋動作により調整されます。

AS操法とPI操法は、これらの動作が組み合わさって形成されています


右重心の左振りタイプと左重心の右振りタイプは、
肩甲骨や骨盤も左右で全く逆の歪みを呈していますので、
当然左と右では真反対の動作を真逆の呼吸で刺激をする事になります。


そして、もう一つ、縫工筋、薄筋、内転筋、内側ハムストリングス・外側ハムストリングス
の圧定に至っては、それぞれの緊張側と弛緩側では刺激部位・方法を変える
必要があると考えます。

私は、緊張側はストレッチ刺激により腱紡錘に刺激を行う事で緩め、
弛緩側は筋腹に刺激をして力を付ける事で調整します。

これは、度々 ブログに記している様に、筋肉を緩めるには腱を刺激すると緩み
筋腹を刺激すると筋肉に力を付ける事ができる
と云う性質を利用しているのです。

AS操法とPI操法には、重心の歪み系統と、捻じれ系の筋肉の
緊張バランスを調整する要素がすべて含まれています。

その結果、この操法のみで全ての仙骨や腸骨の歪みを調整できる
操法となっています。

即ち、骨盤の歪みを改善する優れた操法と言えます。









☆2015/12/11 私の初めての著書が出版されます。


応援よろしくお願いします
「指ではじくだけで肩の痛みが治る!-江戸の秘術から生まれた凄ワザ」
江戸時代の按摩術が、現代人の症状によく効く事を紹介した本です。

指ではじくだけで肩の痛みが治る!―江戸の秘術から生まれた凄ワザ

指ではじくだけで肩の痛みが治る!―江戸の秘術から生まれた凄ワザ

  • 作者: 福富章
  • 出版社/メーカー: 自由国民社
  • 発売日: 2015/12/04
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


どうぞ 皆様、よろしくお願い申し上げますm(__)m

  -+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-

お蔭様にて、腱弾きに続き、筋捩り調整も、オファーを頂き商業出版でき 当院のオリジナル施術法―第2作目 2018年3月29日発売です 新刊タイトル 「痛みもコリも一瞬でとれる筋ツイスト」もぜひご一読下さい。 タイトルをクリックして頂けますと、楽天ブックスに飛びます↓




岐阜市 マサゴ整骨院/福富健康院   058-252-3502 〔予約制〕 当院ホームページ https://ma35.net/ 

masagogaikan.jpg    

にほんブログ村 地域生活(街) 中部ブログ 岐阜(市)情報へ
にほんブログ村

にほんブログ村 健康ブログ 整体へ
にほんブログ村

にほんブログ村 病気ブログ 治療・治療師へ
にほんブログ村

人気ブログランキングへ



BLOGGERSへ







AS操法とPI操法は、捻じれと伸縮の歪みを調整するとして、
伸縮の歪みはほぼ全員一緒という理論に基づいて2通りのパターンにて行っていました。

しかし、ASPIが、重心により決まる事を発見し、右重心と左重心、それに捻じれを加味した4パターン
の方法を行っています。
ただし、ひとつは稀なので、実際には、3パターンを使う形となっています。



共通テーマ:健康