前重心の人と後ろ重心の人の筋出力ストレッチのやり方 [筋出力ストレッチ]
立ち姿や椅子の座り方、立ち座りの動作などに、その人特有の癖が見られます。
この癖は、体の重心の掛かり方によるものが多いようです。
そのうち、前後の重心に関わるものについて見ていくと、
立った時に、つま先に重心が掛かる前重心イプと
踵に重心が掛かる後ろ重心タイプに分かれます。
前重心タイプは、腸骨が前傾するために、爪先重心となり、
後ろ重心の人は、腸骨が後傾するために、踵に重心が掛ります。
次に、膝立ちをすると、背骨の前後を支える筋肉のアンバランスが現れます。
前重心タイプは、背骨を伸ばす筋肉―伸筋が緊張するために、
膝立ちすると背筋が伸びて安定します。
屈筋が緩んで余力があるため、体前屈動作はし易くなります。
後ろ重心タイプは、背骨を前屈する筋肉―屈筋が緊張するために、
膝立ちすると、前方にバランスを崩します。
伸筋が緩んで余力があるため、体後屈動作はし易くなります。
このように、膝立ちした時と足の裏を地に着けて立った時では、
前後の体重の掛かり方が逆になります。
重心がど真ん中にある人はなく、前後どちらかにズレています。
そのズレ方が許容範囲を超えると、症状や運動時の動作のやり難さを感じます。
前後のバランスを整えるストレッチを行い、重心のズレを許容範囲内に
とどめておくことが、健康につながります。
ストレッチをする時は、前重心タイプは伸筋を緩めるとバランスが取れ、後ろ重心のタイプは、屈筋を緩めるとバランスが取れます。
その方法の一例を紹介します。
前重心タイプは胸の前で手の指を組んでドームを作り、
肘を伸ばしたまま背中を丸めて伸筋を伸ばします。
後ろ重心の人は、頭の上で手を組んでから、掌が上になるように手を返し、
肘を伸ばしたまま屈筋を伸ばします。
それぞれのタイプの前後方向の動かし易い側―筋出力の大きい側に動かします。
そうする事で、緊張している筋肉がストレッチされ、体が整います。
全員が同じ動きをすると、その刺激が合わない人が出てきます。
ラジオ体操をすると調子が悪いと言う人が結構いるのは、そのためです。
左右のバランスをとる筋出力ストレッチについて、詳しくは拙著
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岐阜市 マサゴ整骨院/福富健康院 058-252-3502 〔予約制〕
当院ホームページ https://ma35.net/
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膝立ちすると、前方にバランスを崩します。
伸筋が緩んで余力があるため、体後屈動作はし易くなります。
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前後の体重の掛かり方が逆になります。
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